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以下はクラウドファンディングのREADYFORに掲載した『ダニエラ基金』第一期の内容です。
『ダニエラ基金』第二期に関しては、コチラをご参照願います。
禅道会ダニエラ基金とは、
ウクライナ避難民の仕事の創出と
ウクライナ本国への継続的支援です。
私達が、第一回ヨーロッパ選手権大会を行ったウクライナが戦禍でそこに住む人達は大変な苦しみにあえいでいます。
中部のピンニッツアにも、とうとうミサイルが投下されました。7/14難民の方々と故郷ピンニッツアにも、とうとうミサイルが投下されました。
武道を通じて国家、主義、心情を超えて、尊重の念、礼の精神を教えてきた私にとって、これほど残念な事はありません。
避難民の方が日本で生きていけるような仕事の創出とウクライナ本国への継続的支援をお願いいたします。
禅道会首席師範・小沢 隆
戦禍のウクライナから、長野県下伊那郡高森町に9人の避難民家族が来日しました。
頼りになる家族も親族も日本にはいない中、お父さん・夫・家族を残しての来日です。ウクライナに強い絆を持つ認定NPO法人 日本武道総合格闘技連盟 禅道会を頼っての来日です。
住まいは公営住宅が用意されていますが、彼らに必要なのは生きていくためのお仕事です。生きていくためには一過性の資金提供ではなく「仕事」が必要なのです。
数多くのマスメディアで紹介されています。 ご紹介したのは、一部の報道です。一覧表をご覧のように数多くのマスメディアでも報道されています。
ウクライナ避難民の仕事を創出するための『禅道会ダニエラ基金』
今回、この9人の家族ならびに日本全国に来日しているウクライナ避難民のために「お仕事を創出するためのクラウドファンディング」を『禅道会ダニエラ基金』と名付け、スタートさせます。
避難民家族のおひとり「STASIUK DINA(スタシュク・ディナ)」さんの娘である「ダニエラ」ちゃんの名前を冠した『禅道会ダニエラ基金』によって、難民家族が生きていけるように様々な「仕事」を創出していきます。
支えているのはウクライナと強い絆のある「禅道会」
『禅道会ダニエラ基金』の活動を支えるのは「認定NPO法人 日本武道総合格闘技連盟 空手道 禅道会総本部(以下「禅道会」と略します)」です。
禅道会はウクライナに門下生を約10,000人かかえており、その大半は、今、戦士として祖国を守るために戦っています。
禅道会首席師範の小沢 隆は、こう語ります。
「なぜポーランドに戦火を逃れてきた避難民は危険なウクライナに帰国するのか?それは逃れた地に生活していける仕事がないからです。そこで私たちは仕事を用意するプロジェクトを始めます。先ずはウクライナから長野県高森町に来たお母さん達にできる仕事を開発致します。その為の資金援助をお願い致します。」
ウクライナに1万人の門下生を有する最強の男が立ち上がったのです!
今すぐできるキッチンカーでのピロシキ販売の仕事を!
来日しても家族・親族がいない避難民にとって、いや、例え家族・親族がいたとしても、収入を得るための術である「仕事」が無ければ生きてはいけません。
今、ウクライナ避難民にとって必要なのは「仕事」なのです。しかも言語の壁があったり、一定の技術や知識が必要であったりすると、仕事をするのは難しくなります。そのような懸念点がなく、一定の収入を得ることが期待できる「仕事」が必要となります。
そのための第一弾は「キッチンカーでのピロシキ販売」です。既にキッチンカーの製造が進んで車検も用意されています。まさに今すぐにでもスタートできる仕事なのです。
「強アルカリ水」の製造をはじめ、
様々なお仕事を創出していきます!
そして第二弾は「強アルカリ水の製造」です。言語を気にしなくても、特別な知識や技術が無くても取り組める「仕事」です。
強アルカリ水は合成洗剤の界面活性剤に替わる、安心で安全な存在として、洗浄に有効であるという点で最近、注目を集め、洗浄の仕事を請け負う企業においても活用されています。
今回の『禅道会ダニエラ基金』で集まった資金は、まずは「キッチンカーの設計・製造&車の購入」へ、次にこの「強アルカリ水」の製造施設を立ち上げるために使わせていただきます。これらはすぐに始められ、確実に収入につながる「仕事」と言えます。基金が集まり次第、「キッチンカーでのピロシキ販売」、次に「強アルカリ水」の製造に必要な機械を購入し、施設を立ち上げます。施設に必要な場所は、既に高森町に確保済みであり、機械の購入を待つばかりとなっています。
さらにウクライナ本国に残り、今も戦禍の中で苦しんでいる現地の皆様の支援となるように、禅道会ウクライナ支部を通じての支援にも使わせていただきます。
既存の関連事業とも連携を取ります!
長野県、特に南信州では、既に写真家の堀本喜正さんを事務局長とした「ひまわり応援隊 平和の種プロジェクト実行委員会」によって、ヒマワリの種を南信州中心に各地で育て、ひまわりオイルを精製するなどのウクライナ避難民を支援する取り組みが始まっています。
これらの各種プロジェクトも協力しながら、『禅道会ダニエラ基金』では長野県の産業や観光も活性化させる活動も行っていきます。
南信州15自治体、2000か所に30万粒のひまわりの種を撒きました。
ひまわりはウクライナの国花=国の花で、ロシアに対する抵抗のシンボルにもなっています。
ウクライナの平和復興を支援する「ひまわり応援隊・平和の鐘プロジェクト」様とも協力し合って支援を進めます。
ウクライナ避難民の方でも可能なお仕事を様々に創出していきます。
強アルカリ水の製造を第一にしながら、「ひまわり畑とオイル」、さらに、ピロシキ販売のキッチンカーの運営、文化事業などの仕事の創出を目指します。
ピロシキ販売のキッチンカーの運用も既に車の購入に動いており、今夏、道の駅「南信州とよおか」をはじめ、東京での出店も予定しています。
大事なことは「持続可能な支援=支援のSDGs」
仕事の創出と一言で言っても、仕事の種類には、注目を浴びたり、目立つような仕事もあるかと思います。しかし大事なことは「持続可能」か、否か?ではないでしょうか。
私たちが目指しているのは、この「持続可能な支援」であり、まさに「支援のSDGs」なのです。
基金の適正な運営を目指して
〜〜避難民の声〜〜
■クズネツォヴァ・カテリナさん
ポーランドにいたときは、故郷が遠くなったのは悲しく、この先が分からないのは怖かったです。
日本に来て安心しましたが、実家が懐かしく、毎日仕事していたのに、一日中家に過ごすのは気が重いですね。弟のヴィターリは、両親や友達と会いたがっています。
■スタシュク・ディナさん
戦争前に実業家で、仕事していました。ポーランドに避難して、不安を感じながらも、次に何があるかいろいろ期待していました。
日本は住みやすく安全でとても気に入っています。
早くまた人の役に立つような仕事を見つけたいです。
こんなに長く夫と両親から離れているのは始めてで、寂しがっています。子供たちは早くお父さんとお祖父さん、お婆さんに会いたがっています。
次々と応援メッセージが寄せられています。
この『禅道会ダニエラ基金』の活動に対して、各界の皆様からも次々と応援メッセージが寄せられています。
複数の方々からの応援メッセージが集まってきています。実際のメッセージは『応援メッセージ』のページに掲載しています。ぜひご覧願います。
今回の『禅道会ダニエラ基金』の仕組みを日本全国へ、そして世界へ
今回の『禅道会ダニエラ基金』の動きや仕組みは、「仕事」に困っている日本全国のウクライナ避難民の皆様にも活用していただけると考えています。そしてさらにはウクライナ避難民を数多く受けれているポーランドをはじめとする東欧諸国など世界への拡げていきたいと考えています。
お礼は寄付金控除の証明書の発行と記念ポストカード
今回は、「キッチンカー」の購入によるピロシキ販売、「強アルカリ水」の製造施設の設立がご寄付いただいた資金の主な使い途となります。支援団体である「日本武道総合格闘技連盟 禅道会」は「認定NPO法人」であるため寄付金に対して証明書を発行できることが認められています。さらにお礼状とポストカードを予定しています。