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ウクライナ避難民 2週間限定で郷土料理を販売
2022.08.01 - 16:17更新
ウクライナから高森町に避難している家族が、信州での仕事をスタートさせました。
キッチンカーで販売するのは「ウクライナの味」です。
高森町に避難している4家族は1日から、豊丘村の道の駅で郷土料理の販売を始めました。
「ビーツ」と呼ばれる赤い根菜などの野菜を煮込んで作るスープ料理・「ボルシチ」と肉や野菜などが入った「ピロシキ」のセットです。
信州に来て約3カ月。日本語も上達し、接客もこなします。
初日は多くの人が訪れました。
購入した人(中川村から)
「(避難した人が)こういうお店を開いていると聞いたので少しでもお力になれればということと純粋にウクライナの料理を食べてみたいと思ったからです」女性たちが母国を思い浮かべて監修しました。
ボルシチとピロシキを食べた人(下諏訪町から)
「おいしいです。くせがなくて食べやすいです。(ピロシキは)春雨が入っていてとてもおいしいです」子どもたちが保育園や学校に通う一方で、母親などの「就労」は課題となっていました。
そんな中、4家族を支援する「空手道禅道会」や高森町のリフォーム会社の働きかけで、この日が実現しました。ユリアさん
「初めての日本での仕事で心配はあるが積極的に働きたい。みなさんいらっしゃいませ」カテリーナさん
「たくさんの客を接客して日本語の勉強にもなる。暑いですが客とやり取りしているうちになんだか元気が出て苦しくない」一日100セットの販売で、売り上げの一部はウクライナへ寄付します。
また避難家族を支援している「空手道禅道会」も2日から、避難者や現地に残っている人への寄付をクラウドファンディングで募ります。
避難家族の女の子の名前を取りました。空手道禅道会 小沢隆さん
「ダニエラ基金という3歳のダニエラちゃんの名前をとってクラウドファンディングを募る。せめて出来ることをやって向こうの人のためになれることをなんとかしなければという思い」
祖国の平和を願いながら遠く離れた信州での生活が続きます。
長野朝日放送
掲載実績一覧表
来日時の様子を報道する新聞各紙
NHK長野(信州NEWS WEB)でのニュース報道
ウクライナから高森町に避難の子どもたちが初めて登校
ウクライナから避難の5人 故郷爆撃で会見 高森町
ウクライナ避難民 来月から祖国の伝統料理期間限定で販売へ
Yahoo!ニュースでも紹介されました。
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