『ダニエラ基金』第2シーズンが始まります。

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 2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの軍事進攻が始まってから、一年が経ちました。しかしいまだ、戦禍は続いています。
 政治的な背景や、国際問題など様々な議論があります。しかし、間違いがないのは、いまだにミサイルや銃撃によって、ウクライナの人々の命は脅かされ、インフラは破壊され、寒さの中、電気や水道、ガスの使用にも困り、厳冬の中寒さに震えながらの日々が続いています。

 ウクライナ避難民の中で禅道会にご縁があり、長野県下伊那郡郡高森町に来られた避難民家族9名の方の支援、特に日本で暮らしていくための仕事作りから始まった『ダニエラ基金』ですが、いまだ戦禍が止まず、お困りのウクライナ避難民さらには一時帰国をされた避難民をはじめ、ウクライナの市民のなにがしかの支援を行うために『ダニエラ基金』を継続させ、いわば第2シーズンを開始いたします。

避難民の方々の継続しての受け入れを行います。

 既にマスコミ報道でも紹介されたように、禅道会のウクライナ支部長のイゴール・ユカリチュクさんがロシアとの戦いのために負傷しました。紹介記事にもあるように女性やお子様の受け入れに関しては継続しての調整を行っていますが、様々な事情で時間がかかっています。
 したがって、まずはお困りの方を支援するための活動を行ってまいります。

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